雪の帰り道

本屋の店内をぐるぐる回って「百年の誤読」をやっとの思いで見つけて、ぱらぱらと斜め読み。みんなが読んでる本は読まない主義のせいか、取り上げられている本のうち既読は少数だった。やっぱセカチュー読もうと思わんやろ、普通に本読んでる人は。その中で中島敦が取り上げられていたので、急に読みたくなる。たぶん家のどこか（のダンボール箱の中）にあるはずなのだが面倒なので買っちゃおうかなーと貧乏人にあるまじき考えで手に取った新潮文庫版はなんか異常に字が大きいの。読みやすくなりました、と自画自賛しているのだが、脚注やルビの多い作品は行間を広めに取っておかないと、いろんな字がごちゃごちゃ密集してまるで2ちゃんねるのAAのようですごく読みにくいよ。ならば岩波文庫でもでてたはず、と思ってそっちの棚に行ったけど意外に高価、やはり貧乏人は身の程を知れと本の神様が怒っているようなので、自宅ダンボールから発掘することにした。
結局新刊を3冊購入、鞄の中にはあわせて7冊の本が。しあわせ。