サヨナラ列車

JR下関駅ホームのうどんはうまいよ〜

毎朝9時15分くらいに教室の窓から外を眺めると、ちょうど九州に向かう青い車体が見えていたり、校区内に車両基地があったりしたのでなんとなく身近に感じてたブルートレイン。中学の時には車両に掲示されている「下関−東京」みたいな行き先案内板を頂戴してくる(こういうのがあびるってこと!?)のが流行ったりして、そういうことしちゃいけませんと学校から注意されたりしてた。今ならヤフオクで売っぱらてるだろうけど集めるだけで喜んでた当時の中学生は純真だったなあ。
思い出してみると結構乗ってるほうで、中学生で初めて東京に行った時に利用したのが最初。部活の全国大会のための上京だったので修学旅行みたいなものだった。大人になって一人旅のときも何度か乗った。上段下段どちらが良いですか?と聞かれて、必ず上段にしていた。いや、なんとなく。そのころから利用客が少なかったのかもしれないが、ぎゅうぎゅうに詰め込まれることもなく、結構融通の利く座席割り(寝台割り?)をしてくれていたように思う。下り列車は小倉を過ぎたら寝台料金が不要になりただの特急扱いになるので、今みたいにソニックが走ってない時代には博多に行くときにも時々利用していた。揺れるしうるさいし眠れないと嫌がる人も多かったけど、自分にとっては心地よいリズムで爆睡できたし車内で嫌な思いをしたことも一度もなかった。こうやって思い出してみると自分が東京に行く手段として一番利用しているのが寝台特急じゃないか?あ、18きっぷも同じくらい利用してるか。
新幹線のスピードだと遠景にしか眼がいかず、なかなか車窓の風景を楽しめないが、寝台特急だとそれがちょうどいい具合で、列車を移動のツールとしてではなく旅を楽しむ手段とする人たちにとってはとてもいいものであったように思う。チビッコにも乗せてやりたいなあ、子ども料金のうちに。