勉強ができなくても

期末試験まであと数日なのだがうちのアホっ子ときたら全く勉強してやがりません。試験前、毎日の家庭学習でどの教科を何分したかという報告を中間に引き続き今回も担任に提出しているようなのだが、アンタそげん勉強してなかったら報告に書けんやんどうすっとよ?と尋ねると「『勉強してません』って書いとるけん大丈夫!」と自信満々で回答いただきました。はあ、納得。もう何も言う言葉がございません。
いくらまだ欲がないし男子だからやる気になったときにグンと伸びるものよと言っても、土台がない場所には家は立たず、最低限の基礎工事だけはやってないと本当に追いつけなくなっちゃうので、あああ、こんなやり方だと火をつけられちゃうかもと思いながらも奈良の皆殺し家庭を見習って家庭内スパルタ塾開催ですよ。
勉強してて思うのは、「見た文字を認識する、その言葉が持つ意味と結びつける」「見たままその通りに読み上げる」「見たもの聞いたものを同じに再現する」というようなチカラが非常に弱い気がするんですよ。お手本→なぞり→自分書きの書き写すときも勝手気ままに書き散らかす。英語のスキットを暗記するくらいに読ませてスラスラ読めるように記憶させても、This is my country.という一文のcountryを指さしてこれなんて読むの?と尋ねても回答できない。「this」を何回読み聞かせても「ディズ」って発音する。なんかある機能がごっそり抜け落ちてるのでそれを習得させようとしても本人が理解できないみたいな感じなんだよねえ。
しかしそもそも授業の聞き方がわかってないというか、主要5教科だけでもなんとか平均ラインまで持っていきたいのだが(今まで平均以上だったこと一度もなし…)、なんかものすごく遠い道のり。