ねつ造?

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オシム監督サポーターも歓迎

2006年06月26日

 千葉で見せた手腕を世界でも――。サッカー日本代表の次期監督にジェフユナイテッド市原・千葉イビチャ・オシム監督(65)が就くことが確実になり、25日、サポーターらに期待が広がった。

 サポーター団体「ネイビー」代表を務める船橋市前原西5丁目の会社員伊藤寛典さん(39)は「オシム監督は名前だけで選手を使わず、埋もれている選手の才能を花開かせてきた」と育成の巧みさを強調。「新監督の下、次のW杯では16強を狙えるのでは」

 市原市姉崎海岸のジェフ練習場「フットパーク姉崎」近くに住む高校教諭加藤義彦さん(48)は、頻繁に練習を見に行く1人。「今回のW杯では、日本の動きの足りない部分があった。その点、オシム監督はいつも『とにかく動け』と選手を走らせている」と日本代表の改革を期待した。

 選手ら「御用達」のレストラン「ログチャチャ」=市原市五井西2丁目=の高石三枝子さん(57)は「03年にジェフ監督に就任した直後は選手が『練習がきつい』と言っていたけど、今では選手みんなが監督を信頼している。日本代表を率いてくれるならうれしい」。

 W杯期間中に青いユニホーム姿で勤務し話題を呼んだ市原市佐久間隆義市長(60)は「選手の能力を最大限引き出し、特別なスーパースターのいないジェフを強くしたカリスマ性のある方。ジェフが弱くなるという懸念もあるかもしれないが、オシムイズムで日本のサッカーをレベルアップしてほしい」と期待を口にした。

 ジェフ千葉広報によると、25日夕方までに約20通のメールがサポーターから届いた。「日本サッカーのために頑張って」という激励と「ジェフのために残って」と惜しむ声が半分ずつあったという。欧州滞在中のオシム監督は29日朝の便で帰国、同日午後の練習でチームに合流し市原市のフットパーク姉崎に現れる予定だ。