Re:ヒューヒュー

んー、なんかまだぜんそくと言うにはたいしたことなさそうな症状っぽいですね。風邪がちょっと変な風に気管にきたよ程度?ただ、油断すると小児ぜんそくに繋がる可能性がないとは言えないので今の段階で早めにきっちり対応、そして予防しておいたほうがいいと思います。
この季節の昼は汗が出るくらいなのに夕方になるときゅーっと冷え込んで、冷え込んだ時に身体がきゅーっと縮こまるように外気の温度差で気管もきゅーっと縮こまっちゃうんだけど、ぜんそくっ子ってその温度差に気管がついていけずに必要以上に縮こまっちゃって気管が縮まると息ができなくなるので、縮こまらないように気管拡張してやらないといけないってことで気管拡張剤を飲ませるのですよ。
貼る薬(ホクナリンテープか?)は意外に効用があるんだけど剥がれやすいので貼る位置に注意してあげてください。服があたるところに貼ると結構剥がれるので、うちは肩胛骨の出っ張りのすぐ下あたりに貼ってます。

ぜんそく大変やろーと言われるけど、別に全然大変じゃないと思う。結局は発作や症状を出さなければいいわけで、要は気管が縮こまらないように普段から気をつけて予防すればいいやんってことで、

  • 夕方4時半すぎとかの外気温がぐんぐん下がり始める前に家にいれて外気にさらさない
  • 外から帰ったら手洗い&うがい
  • 明け方の気温が一番下がるころにも身体がついていけずにひゅーひゅーいう可能性があるので、親が寝る前とか夜中だとかにチビッコの寝間着の首周りにタオルを鬼瓦権三巻きに突っ込んでやる
  • 前兆があった時点ですぐ薬飲ませるもしくは薬テープを貼って早めの対応

たぶんこの程度ならぜんそくっ子じゃない普通の元気な子の風邪対策としてもアリなのではないかと。

ただ、病気慣れしてない健康な親がやりがちなんだけど、まだ症状が軽いからといって我慢させたり薬飲ませなかったり病院連れて行くのが遅れたりするとあっという間に悪化しちゃうのでそれだけは注意するべき。ぜんそくって我慢したり、ちょっと待ってがきく病気ではないです。発作がでると呼吸をしにくくなって酸素が上手く取り込めない状態になり、やっぱ人間息ができないのが一番キツイしツライし苦しいわけで、発作が出ちゃって喋れず立ち上がれず動けずという状況になって吸入しても点滴しても持ち直せなくてぐったりしてる姿は見てるこっちもつらくなる。なので何事も早め早めの対応ってことが一番かと。こんな軽い症状で病院連れて行くのもなあ程度なら、貼る薬で対応。あれって結構効くし日持ちもするので2-3枚は手元に持っておいた方がよい(処方されたときに最後まで使い切らずに数枚残しておくとかね)と思います。
あと心因性の部分もあるので「ぜんそく大変なんですよー」よりは「ぜんそくだけどきちんと対応してるので大丈夫なんですよー」、「ぜんそく治そうね」よりは「ぜんそく出にくくなろうね」とかそっち系で。病気に知識や理解のないジジババあたりが大変ねー大変ねーかわいそうねーと言うと本人も大変だと思って恐怖心抱くから、おまえら黙っとけと。
うちのチビッコみたいなぜんそく上級者になると低気圧が来ただけでひゅーひゅーいうからねえ。さすがぜんそくプロは違う!週末は台風=低気圧が来るので早めに薬飲ませてるとこですよ。個人的にはアレルギー系の病気って症状が出にくくはなっても因子は持ったままなので治るってことは絶対ないと思うし、治ったと安心して無茶やって急に症状あらわれて死ぬよりは症状がでる可能性があることを忘れずに用心して長生きしてくれた方がいいので、病気とうまくおつき合いしていけばいいと思ってます。
ではおだいじに。