バツイチ貧乏人は己の稼ぎのみを信じよ!

前回何の気なしに小町ネタを書いたら、小町ウォッチの先達であるHagexさんにトラバされててアクセスいっぱい増えちゃって失禁しそうになりました。普段6hotなんですがね。驚きました。

今回も養育費関連なのですが、旦那さんが亡くなったあとに前妻とその息子がやってきて後妻に養育費を要求してきたという、遺産の分配ならわかるけどなんで養育費を?な内容です。

夫の死後の養育費

御名部
2007年12月8日 23:29

はじめまして、色々ありすぎてまだ感情が追いつかず、解りづらい点がありましたらお許し下さい。
夫が突然死し、ようやく49日が明けようとしています。
7年間の結婚生活でした。
夫は将来に対する夢を追っていた最中で幸い私には2人暮すにで十分な生活力がありました。
夫には前妻さんと息子が居て月に7万円の養育費も実質、私が払っていました。
それに関しては納得づくですが、夫の死後、私から払う予定はないのでそう告知したところ
前妻さん母子が我が家へ来て、後数年は今まで通り7万払って欲しいと言いに来られ困惑しています。
前妻さんは正社員ではないので、養育費が止ると子供の生活に差し支えると言います。
でもそれって私に関係あることではないと思います。
夫が遺したもの(書籍や私物)を古物商に売り払っても十万程度です。
そのお金(もしくは品物)を欲しい、と言われるならわかりますが、私への援助要求はお門違いではないでしょうか?

どうやらトピ主さんが夢を追いかけるバツイチ旦那さんを食わせていたようで、我が家も見習いたいほどに頼もしい経済力です。
基本的に養育費の金額は払うべき人の離婚時の収入にあわせて設定され、その後失業やリストラで給料減支払い人に支払い能力がなくなることがあれば減免もできるのです。もし若くて給料が安い時期に離婚してその後グングン給料が上がりましたという人は収入に占める養育費の比率が低いのですが、それなりの年齢でそれなりの給料をもらってる人が離婚しちゃうとガッポリ持っていかれるうえ、リストラされて収入減にでもなりにでもしたらかなり悲惨に。しかし旦那さんに替わって養育費を捻出していたとは重ね重ね立派なトピ主さんです。

トピ主の御名部です
御名部(トピ主)
2007年12月10日 20:40

レスをありがとうございます。
前妻さんからはまさに「おっさん」さんと同じ内容を言われました。
私と結婚しなければ、彼は大学に再入学して無収入の身にならなかった、
そうしたら急死でもきっと子供の養育費相当の遺産や保険があった、という主張です。

前妻さんは鬱で正社員は無理で、7万円は食費と中高一貫校の費用で消えているといいます。
私立校だし、義務教育の年齢は超えているので公的な援助も少ないようで実際苦しいのだとは思います。

彼が亡くなった今、私が彼に出していた学費の一部を「彼の子」に回してほしい、
必要なら借用書も書くからいずれ子供が返済する「奨学金」にしてほしい
あと数年、彼の息子が大学に入ってバイトで食べられるまでお願いします、といいます。
当然ですが断わり、お引き取り願いました。

えええ〜〜、鬱で正社員としての収入がないにも関わらず中高一貫校!?公立中学に進学し、高校も公立で、もし私立に行きたいならスーパーウルトラ超特進クラスで授業料全額免除で行ってくれと我が子に言い聞かせている貧乏な我が家と比べるとなんという贅沢!
資料によると「公立中高一貫校に支払う学費は公立中学・公立高校に進学する場合と同額程度」らしいですが、公立6年間142万に対し私学6年間だと517万もかかるのです。中高一貫校を3回卒業してもおつりがくるじゃないですか。

ちなみにウチの場合、公立なら我が子はどこに行けそうですか?と担任に尋ねたら「おたくのお子さんが受けられるのは…農業か水産か分校です」とご近所公立超底辺御三家を薦められ、しかも「受験できるということで合格できる可能性ではありません」とキッパリ言われて目の前が真っ暗になりました。…貧乏はつらいです。我が家はこのバカのために必死で稼がねばならずおちおち鬱になってもいられないというのに、この前妻たちは鬱で正社員じゃないうえ中高一貫校の学費まで他人の懐をあてにして優雅なものです。
もちろん小町のみなさんも、お門違い!支払い義務なんてない!甘い!とぶった切り。

トピ主です
御名部(トピ主)
2007年12月11日 0:10

ますは、夫にお悔やみのお言葉を下さった方々へ御礼申し上げます。
こうした場所で(相談とはいえ)身内の恥をあからさまにするのは勇気が要ったのですが、夫も私も救われています。

アドバイス頂いて両親が懇意にしている弁護士さんに相談しました。
遺産相続に関しては借金等は「負の遺産」として相続可能ですが慰謝料はそれには当てはまらないのだそうです。
私が夫の息子と養子縁組成立していれば夫の死後も養育の義務が生じたそうです。
私は自分の子供で十分ですので養子を取る予定はありません。
彼が遺した書籍や資料の大半は形見分けとして大学の同僚の方に貰って頂く予定です。
全て含めて金額にして最大10万程度という評価額ですので「遺産」という形で請求があれば半額相当の現金で渡そうと考えています。

先妻の子が父親の急死で十分な教育を受けられないのは気の毒な気もしますが、それもまた「運」なのだ、とここで相談して腹が定まりました。
夫は私と結婚して自分がしたい勉強に専念でき、私と夫の子も十分な教育を受けることができる。
それが全てだと腹をくくりました。

もしこれが遺産なら、現配偶者および現配偶者とのあいだの子ども、そして元配偶者との子どもの間に相続権が発生するのでしょうが、養育費は父親である亡くなった旦那さんがその収入から支払うべきものであり、その旦那さんが亡くなってしまえば後妻であるトピ主さんに支払い能力があったとしても、たとえ支払い期間満了前でも一巻の終わり、支払い終了だと思います。
支払うべき立場の人間が亡くなっているにも関わらず養育費をたかりに来る前妻の乞食根性はあっぱれです。とても真似できません。

トピ主です
御名部(トピ主)
2007年12月12日 0:11

レスをありがとうございます。
自分がまだ混乱しているのがよくわかりました。

12月10日 20:40分の私の投稿ですが
「大学に入ってバイトで食べられるまで今まで通りでお願いします」と言ったのは前妻さんの息子です。
読み返して、これでは伝わらないと気が付きましたので追記いたします。
私立校進学は前妻の息子の強い志望だそうです。
前妻さんに「払いません」と告知した理由は、夫の没後「期日なのに入金がない」と連絡が来たからです。
告別式に来るわけでもお線香一本あげに来るわけでもないのにお金だけは要求するのね…と腹が立ったので明言しました。

前妻さんは「(うちの子と)息子は腹違いでも兄弟なのだから」と未だ援助を要求しています。
このままだとどうやら高校を辞めることになるそうで前妻さんの息子本人からも懇願の電話がありました。

夫の遺品は書籍等必要として下さる方に貰って頂いた品以外は、私と子供の手元に置きたいので売る気はないのですが評価額は10万程度です。
なので「遺産」として半額の5万円を現金で渡しました。
これを最後に一切無関係を貫こうと思います。

高校を辞めることになりそうと言われても、世の中には奨学金なり学資ローンなり高校卒業するまでの学資を調達する手段は明るいものから後ろ暗いものまで探せばありそうなものですが、そういう努力は一切しないのでしょうか。呑気なものですなあ。そもそも普段から養育費をアテにすることなく、自分の収入だけで子どもを育て家庭を維持していく生活を維持し、養育費が途絶えてしまったら生活が破綻するということのないように、己の分をわきまえた生活を送らないといけないのではないでしょうか。

我が家も当時勤務したいた会社が傾き、給与の遅配でどうにもこうにも生活が立ちゆかなくなった時期があり、そのうえ養育費の支払も遅れがちで、背に腹は代えられないので没交渉だった元旦那に「養育費どうなってんだ!きちんと支払えこのやろう!!」と怒鳴り込もうかと決心しながら転職のため行ったハローワークの説明会のドアからその元旦那本人が登場したときには思わずのけ反りました。どうやらヤツも失業中だったのです。というわけでやっぱり養育費なんてアテになりません。信じるのは己の腕のみです。

養育費とは支払う側の死亡や失業などで突然なくなってしまう可能性がある、アテにならない不確定な収入源であり神様からの贈り物みたいなものなのだと改めて再確認。我が身を振り返って身の引き締まる思いであります。