ユニコーンツアー2009「蘇える勤労」@福岡に行ってきたよ!

会場はマリンメッセ。最大15,000人収容のアリーナなのでハコとしてはかなりでかめ。
メンバーに「男性客が多い」って言われてたけど、ユニコーンに限らず福岡でのライブは男が多いってMCで指摘されることがよくあるので、福岡は客席の男性比率が全国平均よりは少々高いみたいッスね。根拠→福岡以外のライブでそういうMCは今のところ聞いたことないから。他県会場では女性客のキャーキャーしか聞こえないが、福岡では女性客のキャーキャー+男性客がワーワー野太い声で叫んでたりするからなあ。

以下はネタバレあるんでよろしく。

  • 席は快適シート(アリーナ)かなり後方ではあるけどいちおうど真ん中
  • 開演前はファンからのメッセージが街頭ニュース風のテロップ表示でステージ上部に流れる
  • 内容は親から子ども宛に「今日だけは独身時代に戻ります、ゴメンネ」的なもの多し
  • でもみんないい大人なのに顔文字使いすぎ\(^o^)/
  • 「ダフ屋は全員風邪をひけ」で場内爆笑
  • 定刻10分押しくらいで開演
  • 衣装は高校生をイメージ+メガネ
  • ステージ遠くて見えません!と思ったらステージ上スクリーン五分割で五人それぞれの抜き映像投下
  • 全体的に映像面もかなり凝ってた(輪っか・葉っぱ・万華鏡・サムライ・大砲)
  • 最初のMC:「ステージから見ると観客席に艶がない」
  • ステージ上のメンバーは思った以上に動いてて、体重増加で個人的に心配してたテッシーが意外にも一番動いていたような。ちょっといい話wを含むMCも多かったし大活躍。
  • むしろメンバーよりも観客席の老いのほうがかなり進んで深刻な感じw
  • カメラが拾ったつばかぶり席のお客さん、止まっちゃダメ〜動いて〜w
  • 腕を振り上げても長時間保持できない(サビパートでだけしかあがりませんw)
  • 暗転するとすぐ座っちゃう(これは開始直後メンバーからも「疲れたらすぐに椅子に座ってもらってかまわない」と声が掛かってたw)
  • ノリが縦ではなく横(最近の上下運動が主流なヤングなライブからすると異様w)
  • なのでアリーナからスタンドを見ると動かざるごと山の如し(動いていないことはないんだろうけど下から見ると動きがほとんど感じられないw)
  • 曲と曲の間が長め
  • しかし暗転のたび・オッサンMCのたびにちょこちょこ座ってこっそり水分補給ができたのは助かった
  • サクサク進んでしまうと、予定通りはマズイからとダラMCでインターバルw
  • 空調の効きが悪かったのか、中年どもの熱気がすごかったのか場内はかなり蒸し暑い設定
  • 西川君は水分の取りすぎで汗まみれのうえ水をかぶったようで乳首スケスケ、一度着替えるがなぜか半袖→長袖
  • 高校生イメージの衣装だがテッシーだけは先生、まあパッと見は数学の秋山先生風
  • 高校の先生ではなく海賊の先生、ジョニー・デップだと再結成当初からテッシーは主張→西川君が「ジョニー・デップというよりはジョニー・デブ」だと激突っ込み
  • EBIちんのハイトーン歪みねえw
  • なぜかケロロギロロタママケロロ軍曹メンバー登場し踊って盛り上げるがビームサーベルを持った阿部Bに叩っ斬られつつ退場、その後、阿部Bも切腹→暗転、って意味わかんねえよw
  • アンコールでは着替えて横山ヤッさん×5がプロポーズ大作戦の音楽にのって登場
  • 阿部Bは予想したより大人しいなあと思ってたら最後の最後でやりやがったよ「人生は上々だ
  • 阿部さん阿部さん、ダジャレと下ネタばっかりですやんw
  • もう口からでる言葉すべてが下ネタになってございますww
  • あまりにもgdgdすぎてステージ上のメンバーもマジ失笑
  • CSAはもうなくなってしまったので今回はSMAとして新住所新電話番号をw
  • SMAとはエスエムアナルだそうですww
  • ひっぱってひっぱってひっぱりまくって「人生は上々」だ終了。何分やってたんだ!
  • 二度目のアンコールは最初にステージに現れたテッシーが他のメンバーをコールするかたち
  • 今度はツアーTシャツの白で登場
  • テッシーはツアーキャップも着用
  • EBIちんはドリフでいうと高木ブーのポジション→「俺ブー!?」
  • 最後の最後に「すばらしい日々」ktkr!
  • 終演は2000過ぎ、約3時間のライブでした
  • みなさん、おつかれさまでした!

拾ってきた本日のセットリスト。

2009.04.05 UNICORN@マリンメッセ福岡 SETLIST
01. ひまわり
02. スカイハイ
03. おかしな二人
04. ボルボレロ
05. ペケペケ
06. 素浪人ファーストアウト
07. オッサンマーチ
08. キミトデカケタ
09. ロック幸せ
10. AUTUMN LEAVES
11. デーゲーム
12. 最後の日
13. PTA
14. WAO!
15. BLACKTIGER
16. R&R IS NO DEAD
17. サラウンド
18. 大迷惑
19. ヒゲとボイン
20. 車も電話もないけれど
21. HELLO
 ---encore1---
22. 人生は上々だ 〜 CSA改めSMA 〜 人生は上々だ
 ---encore2---
23. すばらしい日々

ttp://ksmusic.jugem.jp/?eid=3834


今回のツアーではリアルユニコーンを知らない世代の、現在ソロでやってる奥田民生のファンで他のユニコーンメンバーについてはよく知らないという若い人も見に来てただろうが、ユニコーンというバンドは5人のメンバーがそれぞれの持ち味を持って集まってやってるバンドであるということが見てわかって貰えたのではないかな。
たとえばソロの民生はバックや会場を引っ張って行く立場だろうけど、ユニコーンの民生はメンバーといっしょに笑ってるだけでもいい立場なので、最初から引っ張って行く気がまったくなさそう。ライブを振り返って今回のフロントマンは誰だろうと考えたときに、誰かひとりがフロントに立っているわけではなくメンバー全員がまんべんなくフロントマンであり、脇でニヤニヤしてるだけでもあり。

まとめると、メンバーはそれなりに歳をとってオッサンにはなっていたけれど劣化してはいなかった。若い頃とまったくいっしょというわけではないんだけれど、歳をとったぶん味が出てる部分もあったし、若い頃と変わらない稚気を持ち続けてる部分もあった。オッサンの悪ふざけはgdgdすぎて誰かとめてーどうにかしてーとも思ったくらいに超ゆるゆる。だがそこがよかったわけで。

終演後、雑踏の中で「あ、○○ちゃん?お母さんのケータイに電話した!?」と電話で喋ってる女性の声が聞こえてきて、いつもはお母さんやってるけどこの日の数時間だけはお母さんという立場を忘れて楽しんでたんだなあ、きっと「今日の晩ご飯は用意してるから時間になったら温めて食べてね!」とかってカレーライスあたりを用意したんだろうなあ、どこのお母さんも一緒なんだなあって思って笑いがでた。まあうちの子はまったく電話なんか掛けてこなかったけどね!

広島までにやっておくこと。

  • メンバーよりもこっちの劣化のほうが激しくてどうもすみませんというか「大迷惑」を後半に持ってこられてたんだけど疲れててマジ動けなかったんでガッツリ体力つけておくこと
  • Newアルバム「シャンブル」はガッツリ予習しておくこと
  • 物販は開演前に!!!(帰りに買おうとしたら既に店じまいしてたwww)