地震あれこれ(1)

日曜の朝っぱらからマジレンジャーだのなんだのを見ているチビッコには付き合っておれんので、だいたい休日は朝食の準備と洗濯をした後二度寝しているのだが、1号は10時になってすぐに、2号はギャグコロを10時半まで見た後、それぞれ友達の家に遊びに出かけていた。12時に帰ってきたら天神に買い物に行く予定にしていたので、地震が起こった時は布団の中でそろそろ11時やけん起きて出かける支度せないかんな〜と思ってた頃。
グラグラっと来たので、あ、地震や、と思って起きあがったのだが、普段と違ってその後もグラグラグラグラっとものすごい勢いで揺れ続けている。布団のすぐ横にある整理タンスが音を立てて動き始めたので下敷きになったらやばい!しかも寝間着じゃ!恥ずかしい!と必死で押さえ込んだのだが、タンスの上に置いていた本は崩れ落ちていく。あ〜本が折れ曲がったらイヤ〜でもタンスも押さえなくては〜と複雑な心模様の中ようやく揺れがおさまる。
まずはNHK!速報!とテレビのある部屋に向かうが、テレビはまだ揺れ動いており上に並べていた食玩が全部吹っ飛んでいる。あああ、ズーラシアが。確か新潟の地震では直後に余震が来てたよなとまずは服を着替え、ベランダに出て外を眺めてみる。自宅は結構見晴らしがいい場所にあるのだが、見える範囲では火事などが起こっている様子もなくいつもの田舎の風景だ。
実家に電話を掛けてみた。「いま地震あったよね、揺れたよね」ついアホみたいな質問をしてしまう。同じ町内に住んでいるから実家も揺れてて当然なのだが、まさかあんな大きな地震がここで起きるなんて思っていなかったので自分が寝ぼけてみた夢なのかもしれんと実は半信半疑だったのだ。「おお、揺れたなー、すごかったなー」と実家のジジの声も少しうわずっている。こっちは何も壊れてないけど(本とフィギュアは倒れたけど)チビッコたちが遊びに行っとるけん探してくるけんと伝え電話を切る。
テレビを見直すと武田真一アナが震度6だと言っている。ここらへんは震度5弱。うひょー。