怪トライアングル

チャーリーとチョコレート工場 オリジナル・サウンドトラック

ジョン・ウィリアムスが「SW」「JAWS」「ET」でランクイン。EP3でのあまりの音楽の印象薄さに驚いた人間としては過去の栄光という言葉ををひしひしと感じる。音楽パッとしなかった、というかもうバリエーションしかやりようがないのかな。映画の印象に残るシーンは必ず音楽と結びついているので、音楽聴いただけでその映画のそのシーンを思い起こせるのだが、EP3ではたぶんそれができない。シリーズの掉尾を飾る作品でサウンドトラック買わずに終わっちゃうのは寂しいなあ。ハリーポッターも担当してたけどあれもダニー・エルフマンに任せた方がいいのでは?というかダニー・エルフマンかと思ってたくらいだし。
というわけでチャリチョコのエルフマンはキレキレらしいのですごく楽しみ。やはり変なモノ同士を掛け合わせるとすごいモノが生まれる。ティム・バートンが名監督として揺るぎない地位を獲得したときエルフマンも巨匠としての名を確立する日がやってきそうなのだが、名監督じゃなくて怪監督とかそっち系だからなあ。「ビッグ・フィッシュ」でややあっち側にシフトしたかと思ったらまたこっちに戻ってきたし。ジョニー兄さんも名優じゃなくてやっぱり怪優だし、まあこっち側にいるからこそ、この人達のことが大好きなんですけどね。