エウレカ=ユリイカなのね

今回驚いたのは、子どもの嘘や事実誤認をに基づく話を鵜呑みにしている親がいるってこと。カツアゲの親の発言はいつも別の事件の話をしているの?というくらい実際の出来事とは違う。前々回揉めたときにクラスメートやその親と担任に事実確認をして裏を取ったんだけど、カツアゲの親が言ってたのとはまるで話が違うよね、と全員が言ったくらい本当に違う。情報源=子どもの話がまったく違っているんだろうし、そこに故意の嘘や事実誤認があっても親が訂正することなく受け止めているってことだろう。たとえばチビッコの話を聞くと嘘付いてる時はわかるし嘘だと見抜ける訳よ。挙動不審になるし説明させても整合性がとれてないから。そしたらまず「きちんと本当のことを話せ」とガツンと指導するわけ。そういう検証過程がないってことなのか。親だからといってそこまで盲目的になれるのかと感動した。
いくらチビッコラブだとしても悪いことは悪いわけで。やっぱり謝るのは非常に苦痛で「チビッコだけが悪いわけじゃないのに〜」とも「自分自身が悪いことしてないのになんで謝らないといけないんだよ〜」とも思うんだけど、それが親の仕事だから仕方ない。エラソーに説教なんかされた日にはぶち切れそうになるけどさ。しかし「謝るのが何より嫌な自分が親だというだけでこうやって謝っているのだ!その点も含めてオマエも反省しろ!」と必ず謝罪の現場をチビッコには見せることにしているので同じような事件は二度と起こさないようにはなっている。悪いことやったときはきちんと反省できるようになったし、アホっ子なりに善悪の判断はつきその基準もしっかりしてきたようではある。
「俺は悪くない」か。すべて周囲が悪いことにしておくと楽だし責任取らなくていいし、家庭など狭い世界の中ではその理屈が通るかも知れない。でも世界が広がるにつれ関わる人間が増えるにつれ、それは通じなくなり思い通りにいかなくなるわけで、そうなったとき対応できるのか。対人関係が構築できずに早晩破綻すると思うね。自分の思い通りになるゲームの世界にはまり込み現実社会の異性にも同じようなことができると思っちゃったり、自分の思い通りにならない同世代ではなく幼児を性の対象にしたりするのはそういう人たちなのかも。片想いした相手を殺しちゃうって、自分を好きになってくれない相手が悪い、俺は悪くないって思っているからの行動なのでは。
その後どうやらこの親は、うちの子は悪くない→うちの子ばっかり悪く言われるのはあの子が先生からひいきされているに違いない!にシフトしてるようで。ひいきねえ。何年か前の担任曰く「ムードメーカーなのでチビッコくん一人をガツンと怒るとクラス中が引き締まるからよく怒ってしまうけど、怒っても凹まないので怒りやすい」*1というのがひいきだとするなら、ひいきされているでしょう。まあアンタとこの子よりは愛される要素は持ってる罠。うちのチビッコはカツアゲなんかしねーもん。
結局は貧乏で片親で自分たちより社会的地位の低い家庭の子のチビッコが、我が子より目立つし可愛がられてるから気に食わないんですよ。妬んでるんですね。嫉妬ですよ、ジェラシ〜。キャーこわい。

*1:やっぱり怒られてドカーンと沈んじゃう子は怒りにくいらしい。チビッコは3秒ルールみたいな感じで3秒後には怒られたことをすっかり忘れてるからなあ。バカだよなあ。