登下校はつらいよ

チビッコの通う学校校区はものすごく広くて、しかもど田舎なので雑木林だとか人通りの全くない道だとかがデフォルト仕様。学区の端っこにあるジジババ宅に帰宅するチビッコもゆるやかな登り道ということもあり小一時間は掛かるため、高学年になると授業が終わって下校時刻が16時、日没が早い今の時期だと家に帰り着く17時くらいにはもう薄暗い。ぶっちゃけ心配なんですわ、チビッコは顔がかわいいからさ!なので通学にはバスを使いたいのだがこれがまた使えない。なにしろチビッコが利用する路線には登下校時間帯に利用できるバスが1本もないのである。
実はバス通学は推奨されてて半額負担(だったと思う)の公的補助が出ることになっている。田舎の路線バスは1時間1本なんてのが当たり前なのだが、隣の学校は通学利用を考慮して路線バスのダイヤが組まれていることもあり登下校ともバス通学が可能で利用者も多い。登下校のために学校最寄りのバス停も新設したくらいだ。しかしチビッコの学校は、バス停はあるのだが乗るバスがない。舐めてんのかって話ですよ。
バス会社が定期路線化するには不採算なので地方自治体が代わりに運営しますよ的コミュニティバスが走っているのだが(結局はバス会社に外部委託してるみたいだけど)、それを朝夕の時間帯だけスクールバスとして使えないのかと学校サイドに質問したことがあるのだが、予算の出所が違うとかいう理由で使えないらしい。なにそれって感じですよ。
そもそもいくら6時間授業といっても下校時刻が16時と隣の学校より30分くらい遅い。さばけない担任だと16時まわって下校なんてこともあるので、無駄な時間帯をカットもしくは全体的にスライドさせて下校時刻が繰り上がりませんかと質問したこともあるのだが「他の学校に比べて特に遅いとは思いません」ってオマエ、ここの学校の校区は広いのよ!校区面積の狭い学校ならともかく学区の端っこだと登下校に1時間は掛かるのよ。で人通りの多い場所を通ってるわけでもないわけよ。アホ担任のおかげで下校時刻がずれちゃうとひとりぼっちなのよ。田舎は車移動が基本なので地域の人もご近所程度しか徒歩移動しないから道を大人が歩いてるってこともない訳よ。なんかさー自分の学校の学区内の状況くらい把握しとけよってことですよ。
そういえばこれ校長に面と向かって話したんだっけ。今年赴任したばかりでよくわかりませんかなんか言ってたけど、教師がわかりませんなんて言葉を軽々しく使うなよと。わからないなら調べろと。それが教師の仕事なんじゃネーノと。学区の端から端まで歩いてみろって。マジで学校はなにやってんのという感じ。なにもやってないんだけどね。危機感ないしさ。学校にさすまた設置して何かやった気になってる訳か。アホですかってことですよ。