宮島観光

本当は昨年11月に予定していたのだが、出発して15分後くらいに事故ってしまって今回はその仕切直し、だったのだが今回も出発直前に2号が1号のメガネを踏みつぶすという事件が発生、部品を交換しなくてはいけないくらいのかなり深刻なメガネ状態だったので行きつけのメガネ屋じゃないとダメーで、結局出発できたのが11時近くという体たらく。当然2号は留守番な。同行者Fをピックアップし関門トンネル中国自動車道に入ったのが12時過ぎ。遅っ!トリノフィギュアのエキシビ見てたので朝3時から起きてたのに!!

ゆっくり走ろう防長路

とりあえず、厳島神社の干潮時刻が14:30あたり、それを目指して一路広島へ猛ダッシュ!したいのだが所詮軽だしスピードでないわけですよ。でトラック類制限速度80キロに混じって走行車線を走る訳なのだが、トラックは解るけどなんで普通車までもが80キロで走ってるわけ?一応制限速度なんだろうけど普通車ならもうちょっと出すやん。80キロで走っても全然高速やないやん、そこらへんの国道でだってもうちょっと飛ばしてるやん。最初は走行車線→前の車に追いついたら追い越し→走行車線と車線変更していたけど途中からめんどくさいくなって軽の身分でがんばって追越車線を走ったよ。たぶん九州道でこんな速度でちんたらやってると後ろからミサイルみたいな車がカーンとやって来てケツに付かれてシッコ漏らしそうになるわけで。

宮島口

今まで知らなかったけど宮島って本州じゃなくて島なんだね!本州にあるのかと思ってたよ。そういわれてみると宮「島」だ!というわけで本州サイドの宮島口に車を置き(駐車料金1000円)渡船に乗って宮島へ渡ります。
渡船は2会社2種類あるんだけどJR(海に向かって右側)のをお薦め。宮島に行くときに海に浮かぶ大鳥居の前を通ってくれるのです。各社とも15分おきで出発しているので待ち時間もなし。しかし自分はうっかりJRじゃないほうのフェリーに乗ってしまいました。次回はJRに乗るぜ!
14:30発のフェリーで出発。鳥居見えるねえ。本当に海に立ってる。そう、立ってる。浮かんでない。やったー干潮に間に合ったどー!

宮島


本当なら参拝するのが先なのだろうが、まず大鳥居だ!なんで干潮干潮うるせーかというと干潮時にには大鳥居まで歩いていけるのですよ。海草を踏みしめながら近くで見る鳥居のメインの足はすごく太く大きな一本の樹でできており、ごつごつしたいびつなディティールで「自然の樹!」との自己主張をありありと感じる。近づいてみないとわからないことってあるんだなあと感動。
そしてようやっと拝殿に向かう。拝観料(大人300円・小人100円)取られるが、この厳島神社のためなら仕方ないよ。だっていまだに昨年の台風の被害の修復作業中でビニールシートまみれですから!あまりにも痛々しい姿に少額ながら募金箱にご寄進させて頂きましたよ。

拝殿では結婚式の真っ最中。でも堂珍@ケミたちではなかったよ。花嫁は綿帽子に白無垢で違和感ないのだが、花婿の上下姿は今どきの髪型だと締まらない印象。いっそパンクな髪型の方がインパクトあっていいかも。花嫁花婿は神様の方を向いているが、互いに向かい合って座っている参列者は衆人環視の中で式の間じゅう落ち着かないだろうなあと人ごとながら心配になる。ガイドのオバチャンたちうるせーし気が散るよ。末席に着いていた巫女さんたちの髪を縛る和紙や水引?の飾り物もピンクで可愛らしくかなり豪華な衣装でした。
おみくじを引くと小吉。しかし1号はなんと「凶」!生まれて初めて見たよ、凶みくじ!なんというか引きの強い男だなあオマエは!

あなごめし

おみやげ屋をひやかしつつ16時発の船で宮島口へ戻る。今回の目的のひとつであるあなごめしを食べるため宮島口駅前の「うえの」へ。中途半端な時間なので予約なしでも大丈夫だろうと思ってたのだが、こんな時間帯でもかなりの客が待っているではないか。しかしレトロちっくな待合いが併設されているので意外にのんびりまったりと待ち時間を過ごせる。

そして小一時間待機し、やっと店内へ。あなごめしは当然として、メニューの白焼きも気になったのでそれも注文。うわー、白焼き(945円)ウマー!薄味の付いたあなごは、ふわっとやわらかく口の中でとろけるよう。お好みでわさび(本わさび!)もしくは岩塩を振って食します。6切れしかなかったのでひとり2切れしか割り当てがなかったのだがうめーうめーと泥団子を食う北島マヤのように一心不乱に食ってしまいました。白焼きには猪口一杯の日本酒ももれなくついてきて、それをやりながら食うとまたうめーのなんのって。なぜか酒はチビッコ分もあったので同行Fと半分こ。しみるぜい。
そしてあなごめしも激ウマー!木製どんぶりの表面はあなご、そして一部しょうがで埋まっております。たれ焼きなのだがこれもふわっとした食感で本当にやわらかい。めしは白飯ではなくみそ汁とお漬け物付きで1470円。チビッコもぺろりと平らげておりましたが一回りちいさなサイズもある。
これまであなごを食べて美味しいと思ったことはなかったし、どっちかというと苦手だったのだが、すみません、今まで食べてきたあなごはあなごではありませんでした。あなごってこんなに美味しい食べ物だったんだーと目から鱗が落ちました。

錦帯橋


暗くなってきたのだがこうなったら錦帯橋も見ようぜと県を越えて岩国へ。ここも昨年の台風で架けかえたばかりの橋脚を流失しちゃったという、宮島といい台風も酷いことするよなーオイ。壊すなら六本木ヒルズくらいを狙えばいいのに。
くねくね道を進むと、いきなり視界が開けどーんと目の前にきれいな三連橋が登場。優雅そうに見えるんだけど意外広い川幅のあっち側とこっち側をしっかり繋げてる質実剛健な部分もかいま見える。たしかあの山の上に見えるお城へ行くために作られた橋だっけ。若い女子が人柱になったという昔話を読んだ記憶があります。せっかく人柱までたてて作っておいても流れちゃうんだよねえ。平成の掛け替えの時にも人柱が必要だったのかも。
夜間もライトアップされているんだけどやっぱりアーチ部分を通るには足元がおぼつかない。一応通行料取ってるみたいなのだが誰もいなかったのでスルーさせて頂きました。