安全第一

昨日乗った飛行機の前の座席の客が空港内に携帯電話を置き忘れたらしく、飛行機が遅れるので取りに行けないのはわかっていますが連絡して貰えませんか、と離陸直前にCAに相談していた。客は同行者のケータイで鳴らしてみようとしていたが「今ならデッキからかけられます」が、「今ドアが閉まりましたのでもうかけることはできません」になり、端で聞いていてかなり厳しい対応だなあと思ったし、たぶん置き忘れた人も「まだ飛行機動いてないんやしちょっとかけるくらいええやん、大切なモノなんやし」と言いたげな不満顔。
CAさんはケータイを置き忘れた具体的な場所を尋ね、離陸後に忘れ物の問い合わせ先を調べてきてくれた。その後「置き忘れた場所の管轄は先ほどご案内したは問い合わせ先とは違うかもしれないので」と空港ビル内の問い合わせ先として手書きのメモを再度持ってきた。さっきは般若に見えたCAの顔がこのときは女神様のように見えました。安全な運行のため譲れない部分はあるが、お客様に対して誠意は尽くしますという姿勢。ちなみにANA

同社によると、男性客は、同機が滑走路へ向けて動き出した後も、女性乗務員の注意を聞かず、座席で携帯電話の電子メールを打ち続けた。繰り返しの注意で、やっと携帯電話の電源は切ったが、給湯室まで乗務員を追ってきて胸ぐらをつかみ、「もう出てくるな。顔も見たくない」と言ってつばを吐きかけたという。

このため、機長判断で同機はいったん搭乗口に引き返した。

乗務員が男性客を機内から連れ出し、再度注意したところ、男性客が「もうしない」と約束したため、男性客を再び搭乗させ、約1時間遅れの午前11時41分に出発した。

こっちはJAL。こういうバカな客の「もうしない」は信用できないので、機長権限で「降りろ、乗るな」くらいはやってもいいと思う。