親の背中

先週から月3くらいでコーチングを受けることになった。知り合いのコーチ(=コーチングをする方の人)さんがコーチライセンス継続のあれこれでクライアント(=コーチングを受ける側の人)を探していたので立候補してみたのだ。本来ストレスや悩みを持てないタイプなので、励まされたりといういわゆるコーチングっぽい風味のコーチングにはなかなかならないのだが、より楽しい人生を送るための視点の転換とかそんな方向で生かせたらなーという方向で。自己啓発と言うとカルトっぽくなるけど、新たな自分を発見できるので結構おもしろいよ。

そのコーチさんと雑談してるときに、最近流行の自殺した子の親がその予兆に全然気付かないというのがわからない、そんなん毎日の態度とかご飯の食べ具合や喋る内容とか聞いてたら絶対気付きそうなものだよねーという流れになったのだが、どうやら世の中にはそういう機微が読みとれる人と読みとれない人がいるらしいとのこと。
気配り目配りができない、この人ちょっとは気付けよと周囲から思われちゃうような人は、子どもや身近な人の態度がおかしくても機微に気付く系のアンテナを持ち合わせてないから、いつもと違う危険信号を発していても気付かないらしい。こっちがいくらラブ光線送っても全然気付かない、ラブ系の受信アンテナを持ち合わせてない人みたいなもんか。まあいるわな。

それから、「だから自分はダメなんだ」「こんな弱い自分が」と何事にもうつむき加減に考えがちの親に育てられた子どもは同じように思い詰めがちなんだって。うちはそういう系じゃないから思い詰めることはなさそうだなあ。なんかものすごく自分のことが大好きで自分(と身内)がよければ後はどうでもよし、と思ってそう。
自分は常々もしうちのかわいいチビッコがいじめで自殺でもした日には教室行ってクラス全員皆殺しじゃ!と思っているんだけど、こないだうちのママンが「もしうちのかわいい孫がいじめで自殺でもしたら同級生全員殺してやるよ」とか言いだして、それを聞いたチビッコたちは「でも警察に捕まるとぼくはかなしいよ?」「○○くん(←なかよしの友だち)も殺すの?」とドン引きで、オマエが死んだ後なんだからオマエには関係ないし○○くんだけ助けると不公平だからみんな平等に殺すんじゃとか言われて黙りこんでた。…これは反面教師か?

性格や思考を一朝一夕にどうこうできるものではないとは思うが、自分の日々の言動がいい面も悪い面もチビッコに伝播しちゃうのかーという感じ。まあどう伝わろうと自分を変える気ないんだけどね!とちからいっぱい自己肯定しちゃうんだけど「そういう自分大好きな人が親だと子どもも大丈夫だと思うよー」てなことでした。