バカのお墨付きをいただく

今度は中学校。以前から1号は、聴覚から入る情報はいいとしても視覚から入る情報に弱い傾向があり、中学入学後は特に、書いてある文章とおりに音読ができない・英単語を綴りとおりに書けない・うっかり者ですまないくらいに読み間違い書き間違いが多い等が目立ち、授業中も特に授業態度が悪いわけでもないのに成績超低空飛行ということで、真剣と書いてマジでこれはきちんと字が読めていないアホアホ病なのでは?という疑念に満ち満ちていたため、先月学校でグダグダがあったときついでに担任に相談したら、じゃあちょっと検査してみましょうということになり、そっち関係のテストを受ており、本日は通常の学期末懇談+テストの結果発表も含めて担任・保護者・生徒・テストを担当した県の担当先生との四者面談をすることにあいなった。

結果からいうとシロ、心配していたアホアホ病ではなく単なる真正のアホでしたという診断がくだされてしまいました、本当にありがとうございます。普通に生活するのに支障ない範囲の結果に収まっているが、やはり視覚からの情報inputは苦手であり興味を持った対象物・集中力を発揮した場合にしかinputできない、視覚inputされた情報に対しての処理速度が遅く処理能力も低い、頭の中にあるモヤモヤした思考を表現しようとしたときにそれを表す的確な単語と結びつかせられない・まずそういう単語を知らないという検査結果は出ていた。○○をしながら△△をするとか、ああそういえばなんかそんなこと言ってたなあ〜とかがないみたいで、ドカンと集中してからじゃないと何かをやっても身につかないし「あ、忘れてた〜」になっちゃうみたい。しかし担任との話し合いでは、この程度なら集中力を高めればなんとかなるのでは、という結論に。
そんなアホ太郎を普通に困らない人並みレベルまであげてやるには訓練するしかないわけで、説明をする際にはまず注意喚起し集中する体勢を整えてやってから・物事を処理させる場合はまず具体例を示してやる・手順を順序だてて説明、という周囲のサポートが必要になるみたい。すみません、正直めんどくさいよ。でもこれをやんなきゃ人並み以下だし、そうなると親としたらやらないわけにはいかないよねえ。

結局バカ親の取り越し苦労に終わってしまったのだが、具体的な弱点を知ったうえでの指導なり訓練は今後に有効ではないかと思うので無駄ではなかったかなと。しかしテストも2時間、今回の面談にも2時間かかったよ。長かった!