M-1グランプリ

今年こそ見てやろうと思って挑戦したのだが、またもや途中でリタイア。未だに自分にはあの番組の面白さや有り難みがまったく理解できないでいる。たぶん出場者はまったく芸のない芸人とは違い、それぞれ実力はあるんだろうけど、自分サイドにあの笑いを受け入れられる素地がないというか、「面白い漫才」って言っても関西人が見て面白い漫才なんだろうなあというか、別世界で盛り上がってる感じ。
たとえば「シュールな笑い」とか言うやないですか。あれってお笑いの基本設定を踏まえた人というかお笑い基礎力の高い人の表現だと思うのだ。笑いの基本型を知らない自分だとのでシュールもクソもなく、なにこれ?で終わっちゃう。ふうん、みたいな。でもこれで漫才上手かったですよとグランプリ取って仕事が増えたとしても、ライブに客がたくさん来るようになりました単独ライブもやりますよと漫才の道で展開できるのは所詮東京大阪という都会だけの話で、地方にいるとライブを見る機会もないし、全国に顔出しできる仕事はリアクション芸人みたいなものばっかりだから漫才の上手い芸人という有り難みもない。去年の優勝者のブラックマヨネーズも全国ネットでよく顔を見るようになったが、ハゲはいいけどブツブツが出ると申し訳ないけどチャンネル変えちゃうのだ。あれと蓮コラだったら蓮の方がまだマシみたいな。だってチビッコが気持ち悪がるんだもん。
しかし笑い飯麒麟はいつまでやる気なんだろう。10年ルールの他に、3回決勝に進出してもグランプリ取れなかったら卒業とかにすればいいのに。