1あがったけど涙目

1号の学期末三者面談に、最終日最終組として満を持して乗り込んだのだが、2が5つ・3が3つ・4が1つと、あいかわずきらめいた成績表を見せられた。

技家 保体
2 2 3 2 3 2 3 4 2

前学期3だった保健体育が4になったぶん上昇していたのだが、5教科のうち4教科が2とは、ニンともカンとも。この成績で挑戦できるのは県立だと商業・水産・元農業の3校くらいかなー(あくまでも挑戦できるだけで合格できるわけではない)というレベルらしい。
それをうけて「親としてはそういう学校なら別に行かなくてもいい、勉強する気のないアホに対して投資するのも無駄だから私学に行かせる気もないし、そんなバカに大して高校の学費払うなんて金を捨てるのと一緒だからまだやる気のある弟のほうに金を掛けたほうがいいと思ってる、とりあえず2年生のうちは塾に行かせたり勉強しろとケツを叩いたりするけど2年の3学期までに成果がでなかったらその後一切金も手間も掛ける気はなく、高校は行かせず家からも出して就職させてアタマを使わないぶんカラダを使って働けばいいと思ってます」と担任に、チビッコにも「冗談ではなく本当に就職でいいと思ってるんだよね、勉強したくないなら働けばいいよ、うち貧乏だからやる気のないバカをわざわざ高校にやる金なんかないからさ、就職後に勉強したくなったら自力で学費を稼ぎながら夜間部に行ったり大検受ければいいだけの話じゃん、こちらからお願いしてまで勉強して頂かなくて結構だよ」と言ったら、担任も「うん、その通りですね、自分が親でもそう思います!」と大賛成で、就職だったらどこかに絶対働き口が見つかりますから今の成績でも大丈夫ですよ、そうですかそれならもう勉強もせずにずっと遊んでたらいいから楽しい中学生活が送れるよ、とおとなふたりがニコニコしながら話してるのを聞きながら1号は涙目で唇をわななかせてたわけで。
勉強は本人にやる気さえあればどうにでもなるけど、やる気がなかったらどうにもならないんだよね。担任もやればできると思いますと言ってくれたので、とにかくやる気をみせろ!やれよ!という意味を込めて担任とふたりしてわーわー言ってみたんだけど、本人にこの気持ちが伝わったかのかなあ。

そんな1号は帰宅後、「俺はいま超やる気!」と言いながら早速夏休みの宿題に取りかかっていたのだが、30分後には「俺ゲームしていい〜?」と今までとおりの1号に。さすがゆとり。