中学家庭訪問

とりあえずいっぺんですませるぜ!というわけで1号2号同日同時間帯に設定。会社も休んで掃除しまくりじゃ。結局間に合わなかったので、ダイニングにお通ししてその他の部屋はすべて閉鎖してみた。毎年閉鎖する部屋数が増えていっている、なんてカオスな我が家。

まずは登場したのは2号の担任先生。本年度田舎中学に赴任してきた1年生先生なため、いろんな意味でパンチの効いた1号情報が事前に刷り込まれていない部分が2号にとってはやりやすい担任ではないかと思われる。兄弟といっても別なんだから担任の心証や学校生活には関係ないよと言う人は多いけど、それは1号のことを知らないからだよ。あいつはすげーんだよ、特別不良でもないし成績よくもないしリーダーシップをとってる子でもないのに「ああ、あの子」みたいな。どう考えても絶対2号はやりにくいって。
さて担任先生からは「まずは学級通信でも連絡していましたが2号くんのいいところを2点あげてください」と言われたので「顔とスタイル」と答えたら、「親御さんにとってお子さんはかわいいものですから…」とメモも取りやがらねえ。じゃあ聞くなっつーの。仕方ないので、たまに超ツボな超おもしろいギャグを言うこと・人にモノを教えるのが上手いことも挙げたけど、とりあえず「顔がいい」もメモしといてくださいと無理矢理書かせてみといたわ。2号ってわりとしあわせ探しが難しい男で、特に目立ったところがないというか、すべてにおいて中途半端というか、なんかこう1号にあるようなスター性がないわけですよ。以前からいいところを尋ねられても即答できないんだよなあ。小学校で3年間担任をもってくれたなんちゃって恩師も「2号くんにもいいところありますよ!」と言うわりにはじゃあ具体的に上げてみてよというと明確な返答しやがらなかったし。うーん、どこ?となかなか気分が盛り下がってきたところで1号の担任が登場したのでスイッチ。

1号の担任先生は昨年度も教科担任をしてくれていたので1号のことはよくご存じ。三学期は勉強がんばりましたねえと誉めてくれたんだけど、でもやる気出すのがもう一学期早ければねえ、とも言われた。二学期の3+4+2×7=21点から塾に金突っ込んだ結果、三学期は3×6+2×3=24点までアホなりに上げてきたのですよ。3つあった2も三学期の成績だけみたら3だったけど一・二学期も含めた総合的な評価だったから残念ながら2でしたという2で、本当にもう一学期早ければよかったのにオマエは何をするにしてもエンジンが掛かるのが遅すぎんだよ!
こちらは受験に向けて第一回の進路希望調査結果をふまえての進路相談メインの話題。あまりのバカっぷりにもう私立でいいやと覚悟は決めているので、ちょっと無理目ランクの県立普通校を受験させといて、たとえまぐれだとしても合格したらラッキーみたいな位置づけにしています、ただ、運だけに頼るのではなく、勉強する姿勢なり体勢を身につけないと将来的に困るので受験勉強はガッツリさせるつもりです、というこちらの方針を伝える。
なんちゃって志望校は部活動推薦のラインが30、一般受験だと36、全体的にバカ学年なので順位だと30番くらい。ただ内申点は一応の目安で、40あっても不合格だった運の悪い子もいるとのこと。我が家の基本は運と勢いなので、1号も努力しつつ運と勢いを引き寄せられるようにがんばってもらいたい。