「シングルマザー」の問題ではなかったでござるの巻。

「シングルマザーの暮らしの現実」を舞台化したらしいのですが。

「シングルマザー」の奮闘、舞台に

 シングルマザーの奮闘を、ユーモアを交えて描く演劇「シングルマザーズ」が2月20日から、東京都内で上演される。沢口靖子さん、吉田栄作さんらが出演する。

 公演するのは、劇団二兎社(にとしゃ)。主宰の劇作家、永井愛さんが、母子家庭支援のNPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」(事務局・東京)を取材して台本を書き上げた。沢口さんが演じる主人公のシングルマザーは、「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」理事の赤石千衣子さんらがモデル。吉田さんは、妻子が行方不明になったと言って相談に訪れる男性役だ。

 舞台となる支援団体の事務室には、様々な事情を抱えたシングルマザーが訪れる。子ども3人を育てながら元夫から養育費をもらえず生活に困窮したり、元夫に子どもとの面会を求められたり。「二つのパートを掛け持ちして、月収はたった13万2000円」「母子家庭でアパートを借りるのが、どんなに大変か」――。そんなセリフから、シングルマザーの暮らしの現実がにじみ出てくる。

 「シングルマザーが日々ぶつかる問題や、一人で子育てする大変さなどが、具体的に生々しく描かれている」と赤石さん。永井さんは「シングルマザーを通して、私たちの社会がどういうものかを描きたかった。多くの人に見てもらいたい」と話す。

 3月27日まで、東京・池袋の東京芸術劇場小ホールで公演。チケットは全席指定で5000円、学生割引あり。児童扶養手当を受給しているシングルマザー約100人を無料招待。問い合わせは二兎社(03・3991・8872)へ。
(2011年1月31日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20110131-OYT8T00194.htm

ひらがな名称のNPO法人の時点で(ノ∀`)アチャーという感じなのですが、この芝居、見て楽しめるんでしょうか?自分は無理です。もう設定からイラッとさせられるわけで。

子ども3人を育てながら元夫から養育費をもらえず生活に困窮したり

養う経済力も持たずに子ども3人を引き取ったうえ、元夫に養育費を支払わせる段取りをしないまま離婚手続きを終えてしまった、単に計画性のないバカ女なのでは。離婚後どこかから金が湧いてくるとでも思ったんでしょうか。困窮して当たり前ですわ。

元夫に子どもとの面会を求められたり

元夫がDVとか虐待とかしてない限りは父親が持つ面会権を奪うことはできないわけで、あたりまえの要求なのでは。まあ養育費払ってないのに面会だけ求めるなってことなんだろうけど、じゃあ面会ついでに養育費請求しろよと。バカか。

「二つのパートを掛け持ちして、月収はたった13万2000円」

  • 全国最低レベルの最低賃金640円で働いているとして、月収132000円/時給640円=206.25時間
  • 月〜土で働いたとして26日/月、206.25時間/26日=7.93=一日8時間労働くらい

…べつにあたりまえの労働時間にしか思えないんですが、大変ですね!って同情しないとダメなんでしょうか。スキルがなければ最低賃金仕事しかできないだろうし、効率よく働きたいならより時給の高い仕事に転職すべくスキルアップしないと。

「母子家庭でアパートを借りるのが、どんなに大変か」

自分が初めてアパートを借りたとき=前世紀の地方田舎町でしたが、不動産屋さんに「でも母子家庭だと難しいんでしょう」と尋ねたら、「いまどきそんなことありませんよpgr」って笑い飛ばされました。母子家庭だから借りられないのではなく、単に無職だから借りられないのでは。問題のすりかえでしょ。

……というように、これらは「シングルマザーが日々ぶつかる問題」ではなく、「とびきりバカで計画性のないシングルマザーが日々ぶつかる問題」であって、主語をふさわしいものに変えていただきたいのですが。少なくとも自分はぶつかったことないですわ。あ、でもパートの身分で子ども4人連れて光速離婚した知り合いは生活困窮してましたねwもちろん計画性のなさに呆れましたが。

離婚するにあたって、仕事や養育費や住まいの確保、子どもを引き取ったときの生活設計など、離婚後の生活の見通しを立ててないとは頭がおかしいとしか思えないのです。「条件も何もなしでいいから今すぐ急いで離婚しないとダメ!」とまで切羽詰まった状況なんてほとんどありません。嫌だから離婚する!と自分の感情を優先させて早く離婚したいから急いでるだけであって単なるわがままじゃないですかね。しかも子どもを道連れにしたりね。子ども大迷惑ですよ。そんな脳たりんが生活の見通しを立てないまま離婚すると生活保護受給の母子家庭=ナマポボッシーになったりするわけで、いやいや、ああいうナマポ貴族さまは普通の母子家庭とはおおいに違いますから。一緒にしないでw

しかし、どんなに用意周到に離婚の準備を進めたとしても、離婚直後に子どもの預け先を確保してフルタイム働くのが難しいのが今の世の中。離婚前に保育園の申し込みをしていても、その時点では普通の夫婦共働き家庭とみなされるので、たとえば母子家庭のように入園が優先されることはないため仕事はあるが子どもの預け先がない!働けない!という、自分の努力だけでは解決できない制度上の問題点・不足点について、なんとかならないの世の中!と言うなら気持ちはわかるし賛同できるのですが、こんな情弱低脳ボッシーのアタシたち大変なのよ!というひとりよがりな主張を垂れ流されてもね。つーかこんなのアホンダラと一緒に括らないでw超迷惑ww

これらを母子家庭だけの問題として、私たちだけを助けてくださいと主張されても同意できないです。待機児童問題は働く子持ち家庭すべてに係る問題だし、働いても最低水準からなかなか脱出できないワーキングプアも若者含めた多数労働者の問題であるわけでさ。別に母子家庭だけが苦労してわけでもないし、母子家庭だけが支援なり理解されれば終わる問題でもない。

そういう自分たち母子家庭だけが被害者ですみたいな顔をされても、今時理解はされないし、甘えるな自己責任だろと批判をうけるだけなのではないかなあ。