野外でハッスル!

おまえらに血まなこ!

非常に久しぶりの野外ライブ。前回の野外ではユニコーンが歌ってて阿部Bが舞台横のセットによじ登っていたっけ…(遠い目)。とりあえず来月の岡村ちゃんに備えての体慣らしというかリハビリというか、単に氣志團見てみたいだけの、全体的に楽曲予習不足は否めない状態での参戦であります。同行者は昨年もこのイベントに参加の元同僚O。
13:00 オープニングアクト

セカイイチ
移動&陣地設営中だったので記憶薄。
AIR DRIVE
だいたいからして関西出身の方々は、自分の喋りの内容は非常におもしろいという自信をお持ちになっているようですが、それはたぶん関西お笑いルールが通用する範囲内限定のおもしろさでしかないものなので、そのルールが通用しない地域にお越しになる際は気を付けたほうがいいかと思われます。
フジファブリック
なんかいいバンドだなー他の曲も聴いてみたいなーと。さっき飲んだビール2本がいい感じでまわってきてたのであまり詳細は覚えていませんが。

14:30 ここから本編

SPITZ
野外のこんな陽の高い時間帯にステージに上がってるのは久しぶり、と本人も言ってたけどなんか水分奪われて干上がりそうな勢いの草野さん。無類のSPITZ好きである元同僚Oの期待に背き、モニカby吉川晃司は歌わなかった。
GOING UNDER GROUND
元同僚Oによる事前解説では「ビジュアル的になんの期待も抱かせないこぶ平バンド」ということだったが、1曲目からいきなり「JoshuaTree/U2」の1曲目(なんだっけ?Nステの最後のOP曲になってたやつ)との激似曲ではじまり、このバンドの曲として聴いた訳でもないのにどこかで聴いたことのあるメロディの上に乗っかったケツの穴がかゆくなるような歌詞にもうノックダウン寸前。それにとどめを刺したのがこぶ平(仮名)のMC。なんで貴様に「きみ」呼ばわりされないかんのじゃ!なにが「センチ」じゃボケ!と、こいつの発する言葉すべてが逆鱗に触れ、カンに障り、全身の血を逆流させる、せっかくのアルコールも怒りで全開の全身の毛穴から抜け出すほどの負の効果てきめん。こいつらとは人生のベクトルがまったく逆方向。自分とはまったくあわない。というか存在を知らないまま一生を終えたかった。あまりにもむかついたので次に備えて体力温存、寝てしまった。寝ながらも耳に入ってくる音にムカムカしてたけど。
ORANGE RANGE
会場の若人どもが盛り上がる!飛び跳ねる!それを的確にリードしていくドレッドくんの場の仕切り&煽り&盛り上げのうまさ!でもトシヨリには激しい動きに付いていけませーんヨボヨボ。気になったのは「キリキリマイ」の時のタオル、一番最後には空高く投げ上げなさいとタオルマスター・矢沢さんには教わらなかったのかなーと。そのほうが盛り上がりそう。しかし、勢いのある人たちは見ていて気持ちがいいなあ。
THEイナズマ戦隊
特撮っぽいバンド名をなんとなく聞いたことあるなーという程度の事前認識しかなく、元同僚Oによると「Vo.がエレカシみたいで、熱いバンド」らしいが、会場全体が前のORANGE RANGEで体力を使い果たしたのか、それとも知名度イマイチのせいか、ステージにメンバーが登場しても座ったままの客が多く、やりにくそうな雰囲気で始まったのだが、まず画面に映ったDrさんのルックスに笑い、歌い始めたVoさんの動きに大爆笑。やべえ、ホントに宮本みたいな動きだー!クネクネ。それに熱いというかあつくるしすぎ!MCもこっちが聞いといてやらないとマイクのコードで首吊って死んじゃうんじゃないかと決死の雰囲気を漂わせ、言葉に詰まっても立て立つんだジョー!とみんなが待ちかまえてる。そうこうしてるうちに他の客もどんどん引き込まれてどんどん立ち上がってどんどんノって来たよイエーイ!で最終的には盛り上がりまくりですよ。たぶん、今日の観客の心の中に一番でっかい字で「THEイナズマ戦隊」と書き残せたはず。こんな熱演みせられたらそりゃ九州だけで全国売上のシェア17%も占めるやろ!おう、おまえら絶対に来年も来いよな!今度はコードからまないようにしとくから!
YUKI
背後にいた小学生連れファミリーのお父さんは「YUKIちゃんかわいい…」としみじみとつぶやいていましたが、自分には一番ツライ時間帯だったっす。楽曲的にも踊れないしノれないし、かといって座ったらYUKIちゃんファンの後ろのお父さんに無礼者!とケツ蹴り上げられそうだし。ファンでもない者にとっては、わざわざナマじゃなくても家でCD聞いてるだけでいいや。
氣志團
うーん、これだけきっちり振付されてるとそれをなぞるのに一生懸命で曲だけに集中できなくなるなあ。やっぱり予習は必要だ。翔ヤンのMCは思ってたほど作り込まれていないというか錬れてなかったかな。しかしながら非常に楽しく盛り上がり、アンコールに応え、最後はカウントダウン→きれいな花火で締め。

終演20:40、帰宅したら22:15。わりとすんなり帰れたけど、やはり寄る年波のせいか足腰がガクガクしております。来月の本番のためにもうすこし体力付けなくては。そしてイナ戦のアルバムでも買ってみるかな。