AERA '04.11.18号

表紙は独眼流・渡辺謙

岡村靖幸に敬意を表して今後岡村ちゃんの話題は[岡村ちゃん]カテゴリーで括ることにした。よろしく。って誰に断ってるんだか。
現代の肖像「純情と妄想からの完全復活」というタイトルで取りあげられてたのだが、なんじゃこの記事は。ライブ会場では幼稚園お迎えファッション主婦がママ心理で岡村を見守ってるって?マジですか。いましたか、そういう人が会場に。このライターが取りあげてる「ファンの姿」って実際のファンの対極の姿のような気がするのだが。そもそも岡村ちゃんファンを氷川きよしや整形サイボーグ・ぺのファン=年齢Over-40にたとえられてもねえ。そういうど真ん中って興味あるの?
君たちどうして岡村ちゃんのこと好きなの?背が高いから?バスケット部だから?純粋な岡村楽曲好きだから?気持ち悪いモノみたさから?岡村ちゃんは神だから?…やめろ!おれは岡村ちゃんが大好きなだけなんだ!!みたい人たちのような気がするんだけど。音楽はすばらしいと思ってるけどなんかちょっとはずかしくって岡村ファンって大きな声で言う勇気ないっていうか淫靡なアイドルであり世を憚るセクシースター好きだって大きな声で言えないよ。ママが子供を見守るような気持ちっだって?おかあさんこんな子供許しませんよ、まったくもう!お菓子食べてゲームやってるだけじゃなくたまには外に出てみんなと元気よく遊びなさい!ってママだったら怒るよ。しかもさー、岡村のやつひとりだけ一足先に童貞切りやがって許せん!でもセックスってどんな感じだった?って教室の隅っこで体験談聞きたがってるような男性ファンの立場ははどこ行ったんだよ。
この記事を書いた速水由紀子なるライターがどんな仕事をやってるのかググってみたら、宮台真司の元嫁(事実婚らしいが)であり、作家・桜井亜美の中の人だと判明。桜井亜美桜井亜美といえば自分にとって田口ランディと並ぶネタ探しと自虐プレイ以外で読むことはまずない作家先生じゃねえか。最近ではTVBros.の豊崎由美の書評でボロカスに言われてたなあ。(その書評を思い出してみるとトヨザキは中の人のこと知ってたってことなのね。読者は表紙に写ってる女の子=作家本人と勘違いしてる、みたいなこと書いてなかったっけか)どうせならAERAのも「知的障害者の兄を持つ岡村ちゃんが不倫と援助交際をやってるレイプ経験アリのHIVキャリアの女子高生と出逢い共に修学旅行に旅立つ彼女の魂を救うべく癒しと再生の物語を楽曲にしました」なーんて記事にしちゃえばよかったのに。