空手の寒稽古in玄界灘

2号はきちんと入っています

またまたやってきた恒例寒稽古。当日は雪降るってよ〜と泣きのメールが入っていたが、強風にのって時折雪が飛んできているバリ寒天気だ。ここ数年は暖冬の影響で楽勝寒稽古だったのだが、今日はすごいぞー!
稽古後にふるまう豚汁とぜんざいの用意の手伝いをすることになっていたので朝9時に海の家に集合。海の家なので当然暖房器具などなく、鍋を温めるカセットコンロの周りでだけ暖がとれる激寒小屋で、豚汁はあらかじめ別々に下ごしらえをしていた具材を持ち寄って鍋に入れて煮立ったら味噌入れて味見して終わり。事前に白菜係として3玉を切ったけどね。つーか一番重くてかさばるものをなぜ自分に割り当てるのですか…。ぜんざいは圧力鍋で煮た小豆に白玉をいれ味付けして味見して終わり。おいしいのができたところでチビッコ&保護者がやってきた。いよいよはじまるぞ〜。
まず先生のお話があり、「外でるぞー!」で海岸を走る。次に砂浜にならんでひと通り型をやって「海に入るぞー!」で膝下まで海に入ってまた型。上の方の級の子たちは途中でまた「前にすすめー!」で前進し、なおかつ波をかぶるので胸元辺りまで濡れてしまう。そして大人クラスは胸まで入るんだからすごいっすよ。しかし寒さに弱い1号は波打ち際で幼稚園児とぱちゃぱちゃやってるんで「ふざけんな!前行けー!海はいれー!」と相当励ましたのだが全然前にでやがらない。すぐに戻ろうとするが「茶帯は残れー!組手!」だって。皮下脂肪が少ない1号は歯の根があわないくらいにふるえて手も足も動かせず、一緒に組んだチビッコのお母さんから「かっこいい写真がとれんけんとりあえず構えて!」と怒られる始末。あー、すいません。
海の家ではお湯を沸かして待っており、足下を洗ってやり道着をぬがせパンツをはかせ(手の感覚がないので自分でできない!)着替えるのだが、一番最初にあがってきた幼稚園クラスの子どもたちは大泣き。小学校クラスも足の感覚がなくなってうまく歩けてない。着替え終わったらみんなで豚汁食べて暖まるのである。自分は酒飲んで暖まっていたのだが。
配膳も手伝うついでに、大泣きしていたチビッコに「来年もまたやる?」と聞いたら困った顔をしていた。寒稽古初体験の2年生は「けっこう面白かった」と満足げ。ま、見てるだけのこっちは寒いけど非常に楽しいので来年もがんばってください。