余震あれこれ(2)

JRがストップしているので普段ならサックリ会社も休むところなのだが(会社まで行けるようなバス路線は存在しないため唯一の公共交通機関だから)、運が悪いことに今日は何が何でも出社しないといろんな方面に迷惑がかかってしまう日である。こういう時に申告した通勤経路を取っていないと万が一のことがあった場合の補償がないうえ高速道路が通行止のため一般道はひどい渋滞であることはわかっているのだが、仕方なく車で出社することにした。田舎部はいつもより少し車が多いかな程度だったが市街地に近づくにつれ交通量はどんどん増えていき結局普段より1.5倍くらいの時間がかかってしまった。ふう。出社しても半数くらいはまだ到着していない。
9時過ぎに大きな余震が。ちょうどビルの6階にいたのだが、ゆわ〜んというかたわ〜んというかゆったりとした揺れでなんかすごく不思議な感覚。居合わせた自分は結構びびったのだが6階の住人によると「台風の時もこれくらい揺れるけん、そうでもないよ」ということらしい。自宅よりも震源から遠い職場だがかなり揺れたので学校に連絡を入れてみることに。学校にいるのが安全だとは思うのだが、繰り上げ下校になったりすると仕事を持つ親としては対応が難しいので、学校にその有無を確認してみたのだが「わかりません、知りません」という答え。教師という職業はわからないことや知らないことをどうにかしたりさせたりするのが仕事だと思うのだが、よくこういう答えを平気でするよなあといつもながら感心する。まったくガキの使いにもなりゃしねえ。もし繰り上げ下校があった場合は対応よろしくと実家に連絡を入れてとりあえず仕事に集中することにする。