日本のヨハネスブルグ 筑豊

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たぶんめんたい国にお住まいの方には常識だと思うのですが、筑豊ナンバーの車が自分の近くを走っていたときの鉄則は、

  • 車間距離は通常の倍以上にあける
  • 何があってもクラクションは鳴らさない
  • これはどんな車種でも(スモークバリバリのメルセデスでも軽でも)絶対に守る

そして、できるだけ筑豊区域に行かない走らない、どうしても行くときは左車線走行・法定速度厳守の超安全運転で、じゃないと何が起こるかわかんないよ〜と教えられるはず。

以前筑豊との境目近くの団地に住んでいたときは、夜間完全施錠・フェンス2m+有刺鉄線に囲まれ煌々と照らされた防犯対策にかなり力をいれた駐車場にもかかわらず車上荒らしが頻発して、車内のオーディオ・CD類はもちろん、ガソリン抜かれたり、足回りに力入れてた車はタイヤやホイールまで盗まれたことがあったなあ。だから団地の人たちもなるべく車内にはものを置かないようにして、車購入時もヤンキーに人気のなさそうな車種を選ぶようにしていた。

とまあ筑豊の人みんながそんな感じの人ではないんだけど、そんな感じじゃない家庭でもちょっと世代を遡るとどこの国の話?みたいな恐ろしいエピソードをお持ちです。

  • 筑豊出身・前職場の上司から聞きました。炭住近くの商店育ちなのだが、昔はトラブルがよく発生していて、逃げる人をパンパンと銃を撃ちながら追いかけるそっち系の人なんて風景は珍しくなかった。
  • 筑豊出身・前々職場での同僚女子から聞きました。同僚のおじいちゃんがまだ生きていた頃、家で晩ご飯を食べていたら「○○(←知り合いの人らしい)が撃たれた!」と近所の人が駆け込んできて、するとおじいちゃんが奥の部屋から日本刀を持ち出して「オレが助けに行く!ぶち殺す!」と飛び出していきそうになったので、家族全員で「おじいちゃんやめて〜落ち着いて〜」と止めたことがある。

…普通の家では銃や日本刀が出てくるエピソードは考えられません。
もと炭坑があった町や市では必ず議員にそっち系の人がいるし、議員宅に火炎瓶投げられたり銃弾打ち込まれたりの事件はよくある。既得権を守ろうとした議員の反対で市町村合併が流れたところも多い。あと生活保護世帯が多いんだよねえ。でも生活保護受給してるのにメルセデス乗ってたりするからよくわかんないんだけど。