どう考えても給食はあったほうがいい

噂の基地外コラム。「評論家・潮匡人」は貧乏子だくさん家庭らしいね。

産経ニュース

 今回も具体例で語ろう。以下は都内A区立Z小学校の実例。学年により多少違うが5年生の場合、給食費が年間5万820円。その他、教材費として1万5000円が、修学旅行などの積立金として1万6500円が徴収される(中学になれば、さらに増える)。

 以上に2500円のPTA会費と520円の引き落とし手数料を合計すると年額8万5000円を超える。これに扶養子弟の人数分が乗じる。わが家の場合、こどもが3人。合計額は勤務先大学の年俸1割を超え、家計を圧迫する。恥ずかしい話だが、長男の修学旅行は断念した。正直、重税感を否めない。少子化は必然であろう。

こいつは児童手当というものを知らないのか?

こいつが言ってるように本当に貧乏なら所得制限にもひっかからないので小学生以下の子ども3人に対して月に20,000円×12=240,000円は受給できるはずなんだけど。修学旅行の積み立てがある小学校5年生が85,000円ならその他の学年はそれ以下の金額だろうから、児童手当を受給してたら校納金関係全部フォローできるじゃん。たまに施しはうけたくねえ!と資格があっても受給してない人がいるみたいだけど、我が子を修学旅行に行かせる甲斐性もないヤツが言うことじゃないよな。
しかし子どもの修学旅行を親のへりくつで参加させないってどういうことだよ。こういうみんなが参加して当然のイベントには親が断食してハダカで過ごしてでも費用を捻出してやるもんじゃねーのか。旅行の前段階で修学旅行のしおり作ったり、旅行で行く場所のこと調べたり、そういう学習もするんだぞ。そんな中に参加できない子が入ってたら他の子たちもどう対応していいかわからないよ。そもそも修学旅行なんて絶対にあるってわかってるんだから入学時から毎月500円ずつでも家庭内で積み立ててろよ。修学旅行費用全額でも20,000円程度なんだから貯まるだろそんくらい。つまんねえごたくを並べてる暇があったらコンビニバイトでもして修学旅行費用出してやれよ。

 給食献立に選択の自由はない。宗教上の禁忌や健康食材に拘(こだわ)る家庭の意向も無視される。なぜ画一的な食事を強制されるのか。刑務所ではあるまいし。いや、刑務所なら食事は無料であ

これも実例として挙げた「都内A区立Z小学校」だけの話だろ。チビッコの学校はアレルギー除去食の給食やってるよ。自然食材にこだわる基地外ママが給食と同じメニューの弁当*1を持たせてるよ。たぶん今の学校はどこもかなり柔軟に対応してるはずだよ。食育食育うるせーし親が手を掛ける分には文句いわないはずだよ。
ただ給食費滞納問題というは、金を払ってないのに食ってる・給食に代わる弁当を持たせてない、そこだろ。親が手を掛けてない、親としての義務を果たしてないってって話だろ。給食やめたらマジで餓死者がでるぞ。

チビッコの学校の今年の目標は「食育」らしくって、朝ご飯しっかり食べて学校に来い、遠足の弁当作りは子どもにも参加させろ、家庭での食事の準備を手伝わせろとかなりやかましいのだが、裏を返せばそれだけ最近の家庭ではそういうことをやってない、食に関心の低い、飽食の世の中のはずなのに食に貧しい生活を送っているってことなんだろう。遠足や運動会でコンビニ弁当やパンの子もいるしね。

最近は弁当持参よりも給食を、という流れになってきてると思う。チビッコの中学も数年前に完全給食になったのだが、子どもが中学になると再就職して働く親が増えるので弁当作りの負担が少なくなるのと、何より成長盛りにバランスの取れた食事を提供してくれるのが一番助かってると思う。中学男子を持つ家庭のメニューだと肉ばっかりになるからさー。自分肉嫌いなのに毎回肉とかたまらんよマジで。でも肉食べないと大きくならないから泣く泣く肉料理にしてますが。

*1:ここが意味がわかんなくて、「一緒じゃないと差別されるしいじめられるから」ってなぜか同じメニューなのよ。弁当なんか持たせてる時点で他とは違ってるんだから別献立でもいいのに、もうアホかと。