デトロイト・メタル・シティ
デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))
- 作者: 若杉公徳
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/05/29
- メディア: コミック
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日曜夜の最終上映回だったのだが、2号が「ぼくは夏休みにじいちゃんと一緒に映画を何回か見に行ったけど、いつもふたりきりで、でも今日はたくさん人がいてそれだけでたのしいなあ」と言ったくらいのなかなかの入り。
以下ネタバレ
- とにかく根岸が超ウザくて超イライラする!特に根岸がクネクネ歌うシーンは正常な神経を持っていたら直視できないくらいのウザい歌詞と動き!
- 反対にクラウザーさんのライブシーンは超カッコイイ!観客はスカスカでおとなしいけど。仕方ないか。
- 松雪泰子演じるデスレコーズ社長が超バイオレンスで超ファックで濡れっぱなし!
- OPが超COOOL!
- クラウザーさんの「SATSUGAI」は冠徹弥、根岸の「甘い恋人」がカジヒデキが吹き替えて歌ってた
- 個人的に松雪泰子と冠徹弥は劇団☆新感線「五右衛門ロック」で生で見たばかり
- アサトヒデタカ役の鈴木一真がどうしようもないほど胡散臭くて好演
- ロン毛白シャツ黒ネクタイのDMC信者筆頭役の大倉孝二(なに演ってはるんですか大倉さんー)はライブハウスで目の前に立たれるとマジでSATUGAIしたくなるくらいに身長が高い
- 犬飼→ライブ会場まで移動するクラウザーさんに注目
- ジャックイルダークのライブシーンにマーティ@メガデスが
資本主義の豚も出てこないし、ジャックも股間に女を這わせてないし、タンバリンファックもないし、原作にある露骨でハードなエロスネタは排除されるか、かなりソフトな表現になっている。原作に近い表現をするためにR指定作品にすれば良かったのにという意見もあるらしいが、マジでリア厨にも流行ってるみたいなんで(ソースは1号)、広い範囲の集客を狙うためにも今回のように指定なしの作品にしてくれてよかったと思う。我が家みたいにファミリーで鑑賞できるし、1号にコミックスを貸してくれた友だちくんはデートでDMCを見に行く予定にしてるからな。まあそれもどうかと思うが。
もっとテンポよくしろ!という場面が途中あったけど大体は満足。マンガ=映画にすると映画化する意味がないわけで、映像化したメリットを持ちつつエピソードを詰め込んでこの尺に収めるとしたらこんなもんなんじゃね?ただ結末がねえー。
終演後、チビッコたちは本当におもしろかったのかと心配になったが、俺爆笑やったよ!ぼくもー!ということで、帰りの車の中は「SATUGAIせよ!」「うらみはらさでおくべきか!」と歌いっぱなし。オマエらバカですか。1号はクラウザーさんの魔力に捕まったらしく、物販で「ひとつだけ、ねえひとつだけ買ってー」とおねだりしてきたが、お小遣いで買いなさいと却下。デスレコーズTシャツ(ジャックとの対決ライブの時、加藤ローサの後ろの人が来てた黒地に緑文字のやつね)があったら買ったんだけど。
あと、ハードロック・ヘビーメタル・デスメタルと渋谷系について質問してきたんで説明したけど理解できなかったので、家に帰ってから聖飢魔IIとフリッパーズギターのアルバムを貸してみた。将来チビッコがクラウザーさんみたいになるのか、はたまた根岸みたいになるのか、今が分かれ道なのかもしれないんだぜ。
なんか大分県の福岡事務所のHPがかなりふざけてたんで紹介。
http://www.pref.oita.jp/10103/yolozu/topics/080610/dmc.html