Yondenai!

夏になると各出版社の文庫フェアが始まって、ちょっと読んでみようかな的な気分になるわけですが、今年は角川文庫のハッケンくんグッズがかわいいので角川狙いなのです。なんか文庫に500円以上払うのって違うような気がするんだけどね。安くてさくっと読める作品だけ文庫化してくれたらいいのに。
しかしこのフェア恒例の「ドグラマグラ」平積みにはグッとくるな。あの「角川文庫」を配置した人ってすげーよ。

いちおう買ってみようかなと思ってる文庫。

楽隊のうさぎ (新潮文庫)

楽隊のうさぎ (新潮文庫)

重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロ (新潮文庫)

精霊の守り人 (新潮文庫)

精霊の守り人 (新潮文庫)

鴨川ホルモー (角川文庫)

鴨川ホルモー (角川文庫)

失われた町 (集英社文庫)

失われた町 (集英社文庫)

夏文庫といえば各文庫からいろいろな表紙で出版されて夏目漱石「こころ」なのですが、個人的に文庫は表紙よりも本文のフォントや文字組で選んでるのであんまり興味なし。
好きなタイプは、字がぎゅうぎゅうに詰めて薄めに仕上げました・上端は断裁しなくていいだろガタガタで的な、本来の文庫らしい文庫ですかね。栞ヒモもあると便利かな。最近はフォントサイズがでかくて行間がスカスカでかえって読みにくいわ。でかい字で読みたければ単行本で買えばいいだけなんでね。文庫は字間をぎゅうぎゅうみつしり詰めることで低コストにて提供してナンボなんじゃないのかなあ。

こころ (新潮文庫)

こころ (新潮文庫)

こころ (集英社文庫)

こころ (集英社文庫)

こゝろ (角川文庫)

こゝろ (角川文庫)

こころ (岩波文庫)

こころ (岩波文庫)

「こころ」は先生の受っぷりがものすごいので、腐ってる人はご一読あれ。