ようふくを買いに

ナウなヤングである1号から「おれ服買いに行きたいんやけど!」とお誘いがあり、買い物へ行ってきました。年間350日は制服のみで事足りている1号なので、私服は滅多に着ないし買わないのですが、たまたま思い立ったときくらいは買っておかないと外に行くのに着ていく服がない状態になってしまいます。

ナウなヤングのくせに親と一緒に服買いにいくげな貴様アホか!友だちと行け!とお断りしたのですが、クラスで一番モテる今どきのイケメンな友だちに相談しようとしたけど、どうやら私服が「先っちょのとんがった靴を履いたホスト風」なので断念したとのこと。まあそれは断念したほうがいい罠w

男子たる者、小綺麗ではあってもおしゃれすぎてはいかん!という信条のもと、でかい観覧車のあるアウトレットモールへ。まずはお手頃価格のショップへ。これどうよ?とよさげなアイテムを渡すのですが、恥ずかしがってあててみようとしません。いやいやあててみないと服色の顔写りとかもあるしさ。恥ずかしいのは仕方ないけど徐々に慣れろよ、これは1シーズンしか着られそうにない縫製で、失敗しても惜しくない値段だからまあいいか。

練習中にかぶるキャップが欲しいということで次は帽子。1号は顔も頭も小さいのでかぶったときのバランスのとりかたが難しいかんじ。帽子だと「身につけた姿を鏡で確認して似合うかどうか判断する」という行為も恥ずかしくないようで、販売員さんが「このあたりが夏用でお薦めですよ」と教えられたコーナーのキャップをいくつか試して顔写りのいい色味を自分で選択。1ごうはしんかした!

  • キャップ 1500円

次はBEAMS。生意気ですがセール中のアウトレットならお値段的にも余裕です。しかし親のあとをついてきて自ら探そうとはしないので、「自分で適当にみてまわって、よさげなのを探せ」と放流。するとお値段も手頃なポロニットなシャツを見つけてきましたよ!しかし気に入った色だとサイズLで大きそう、サイズSは色違い、Mサイズはなし。販売員さんを捕まえて「この色で小さいサイズはありませんか?」「もうでてるだけです」「1号の体格だとSサイズでも大丈夫でしょうか?」的な会話例をみせてやると、「ご試着されますか」との薦めに「じゃあ着てみる」と迷わずフィッティングルームへ!1ごうはまたしんかした!

  • ポロニットシャツ 4000円

1号的には以前から「白っぽいシャツをタイトに着たい」という目標アイテムがあり、この日もいちおうそれっぽいデザインのシャツを最初から探していたのですが、なかなか満足するものとは遭遇できません。UnitedArrows、TakeoKikuchiのカジュアルラインあたりを覗きましたがピンと来ない様子。ひととおり店を回って、じゃあどうしようと最初のほうに回ったカジュアルな価格帯の店に戻ったのですが、それなりの仕立てのシャツを見たあとに1000円の安いシャツなんか買えませんやんw

それなりに戦果はあったんだし今日はもう諦めようよ〜疲れたよ〜と帰りかけたとき、当初お高いブランド認識があってスルーしたNICOLEを覗くとそれっぽい白シャツ発見!お値段を見ると意外にもお手頃価格、しかもデザイン的にもなんとかなりそうだと、これどう?サイズは?とか言ってるうちに、お兄ちゃん販売員がすかさずジャストサイズを持ってきてくれて、1号はそのままフィッティングルームへ連行されてしまいました。どんな具合か覗きに行くと、あら?なんかパンツも試着してるしwベルトもですかwなんだこの凄腕販売員ww「4点ご購入で20%OFFでお得になっております」とか言われて1号すっかりその気なんですが。もうついでだから買っちゃえよ何か似合うの持ってきてやってよwということで、1号も凄腕販売員に希望を伝えつついろいろ見立ててもらって談笑。1号はまたまたしんかした!

  • 欲しかった白いシャツ
  • これも欲しかったベルト
  • 裾を折り返せる七分丈の細身パンツ
  • シャツの下にあわせられるTシャツ 以上全部あわせて20%OFF後、12,000円

というわけで、「服を買うのは選んだりが面倒くさかったけど今日はおもしろかった!」となかなか良い結果に終わった1号の買い物修行。3時間弱でショップをまわった効率のよさと、20,000円弱でこれだけのアイテム数なら金額的にも身の丈にあったもので上々でしょう。

  • 始めてのショップでは販売員が着てるアイテムとボディが着てるアイテムを見て、カッコイイと感じたら当たり
  • まずは身体にあてて鏡で色味を確認する
  • サイズで迷ったら販売員さんに訊ねる
  • フィッティングは必ずする
  • 複数アイテムを購入するときは自分の意見も交えつつ販売員さんにトータルコーディネートさせ複数パターンから選ぶ

服はサイズと色味のバランスさえ間違わなければ大ハズシはなく、大ハズシしたくなければ販売員さんとコミュニケーションをすればいいということでしょうか。1号ならそれなりにやっていけそうです。

次回からはひとりで行って、販売員さんに相談しながら自分に似合うものをお選びくださいませね。若いうちは失敗してナンボですからまずは経験値を増やし、修行をつむのだ!