聖飢魔II ICBM TOUR D.C.12 09/23 福岡サンパレス

早めに行って悪魔顔な信者コスプレでも見ようぞ!と開場前に乗り込むも、ホール付近にはすでに加齢臭きつめな長蛇の列が。たぶん同世代な人たちの私服姿は崩れた体形とともにかなりアレなことになってきてるわけで、なんというか、自分もこの人たちと大差ない年齢かと思うとぎょっとします…。

悪魔顔な信者さんたちは閣下と参謀が多かった印象。高身長のシュッとした体型の男子が悪魔姿をしてると超格好いいんだけど、それが閣下の顔だとやはりイケメンすぎて違和感がありますw みなさん各所で写真を撮ったり撮られたりでサービスしておられました。

ホール内は舞台正面上部に輝く地球が。最上段中央にライデン湯沢殿下、中段上手側にゼノン石川和尚、下手側に怪人松崎様、ステージフロア上手側にジェイル大橋代官、下手側にルーク篁参謀。ステージ中段に斜めに切った階段があり、純白のマントをまとったデーモン小暮閣下が登場。

セットリスト探してたのですが、ミサの詳細は書いちゃダメなルールになってんの?以下は個人的な覚え書きという名の感想です。

  • 他の会場でもそうだったが、なぜか最前列は初めてのミサという初心者が多い
  • たぶんWINNER!で閣下横回転コロコロ

STAINLESS NIGHT

  • マイクスタンドが白く発光
  • 「てんれすないっ」のところはたしか片手をあげる振り付けが当時あったはずで、閣下はやってなかったけど客席の古参はやってたw

Jack The Ripper

  • アメリカ・フランス・韓国の各国語で「殺せ」コールの紹介&練習
  • 「教えてくれたまえ」→フランス語担当・参謀、韓国語担当・代官
  • 「iTunesStoreで曲の販売をしていない韓国ではどんびきだった」

BAD AGAIN

  • 1番はピアノとボーカルだけで構成員が暇なので、リハや練習の時はイントロ→2番→最後だけ演奏する
  • その省略形でちょっとした和尚エピソードがあったため、石川バージョンと言っている
  • 本日もリハのときに「石川バージョンで」と言ったら「バカにするな!」と怒ってた
  • 「そんなことを言ってたら先ほど歌詞を間違えてしまった」
  • 「人をバカにしてはいけない、悪魔をバカにしてはいけない」←本日の悪魔ちょっといい話

ここで15分休憩。休憩明けのMCは和尚。

  • 実は今年は和尚の聖飢魔II参加24周年記念
  • 和尚の聖飢魔II初ステージは福岡、まさにこの会場
  • 訳もわからないうちにこんなでかいところで…

メンバー紹介。森伊蔵メイン。閣下が話を引き出す感じだったかな。殿下は自分からサクサク喋ってました。

和尚

  • 福岡いきつけの和食屋さんにメンバー&スタッフで行ったら大将が森伊蔵の一升瓶をだしてくれた
  • 口あたりよくすいすい飲めて非常においしい
  • みんなで飲んだが半分くらい残ってしまった
  • その一升瓶を抱きしめて店を出ようとして自分のバッグ(財布・家の鍵・なぜかパスポート)を置き忘れる
  • 一升瓶を抱いてテーブルを跨ごうとして身動きとれなくなっていた
  • そのまま数名のスタッフとともに部屋飲みへ

殿下

  • いつもはミサ前には飲まないだが、ロックでくいっといった森伊蔵のあまりの美味しさに飲んでしまった
  • しかし頭が痛くなったのでホテルで早寝しようとしたが隣が部屋飲み中の和尚だった
  • ときどきわっと盛り上がってるんですよねー

代官

  • のりものだいすき・カメラだいすきなので、飛行機のなかではカメラを持って左右の窓を行き来しつつ写真を撮りまくっている
  • その姿が面白いので閣下は「こっち富士山見えるよ!」などと声を掛けてうろうろさせる
  • 「長崎弁で喋ります」

参謀

  • 一升瓶を抱えた酔いちくれ和尚にバッグ忘れてますよと教えたのは参謀

アダムの林檎

  • 今回は青森直送品
  • 「和尚がやれというから今回もやるのだが」

蝋人形の館

事前にネット上では短いとか曲数多いけどあっさりとかいうコメントを拾っていたのですが、終わってみるとトークも充実の3時間越えとなり(開演18時ちょいすぎ・終演21時15分くらい)、全然短くもあっさりでもなかったです。

閣下はかなり声が出てました。参謀は下向いて一生懸命弾いてる場面が多かったです。今回、参謀・代官となったギターパートで担当する曲やソロの振り分け具合が長官・参謀のときとどう異なっているのかはわかりませんが、長官担当部分をそっくりそのまま代官が担当しますという単純なシフトじゃないだろうし、パッと見では参謀は結構忙しいことになってるのかなあと。閣下が言ってたように、代官にとってはほとんどが新曲ばかりで(在席時代の曲は6/18曲くらい?)、今回やたら和尚がフィーチャーされてるのもギター組の負担を軽くするためなのかもしれんなあと。
和尚は「ゼノン石川とゆかいな仲間たち」と称されたように、第二部のMCメインでした。羽根を背負っていましたが途中あまりの動きの激しさから傾いてしまい、スタッフにお直しされたくらいの躍動感!あふれる!うそですけど!
皆勤賞の殿下は、セットから離れたときに、目の覚めるようなオレンジスーツ衣装へのライトの反射がよすぎて「目が目が〜」とこっちがムスカ状態になるくらいの輝きっぷり。ドラム重くて強くてすごいッスね。真正面だったのでつい目がいってしまうのですが、なんであんな手数が多いんだろうと。

首都圏から離れた地方一発目が福岡公演で、基本福岡はライブが盛り上がる土地柄なため、構成員からも何度か「地方の最初が福岡でよかった」的なコメントをいただきました。でも次が広島。自分の経験として広島のライブはあまりの盛りあがらなさに毎度呆然とさせられてるんですが、まあそこは広島信者、がんばってください。

終演後のお客さんからは「面白かったー」「今日来てよかったー」という声がたくさん聞こえていましたが、激しく同感。MC、演奏、会場の盛り上がりなどすべてを含めて非常に満足できるミサでありました。