「水戸岡鋭治の幸福な臨時列車」に乗ったよ

きっぷ余ってるよ〜との連絡が入ったので急遽列車の旅に出かけました。水戸岡鋭治の幸福な臨時列車←正式名称です。

同列車は「SL人吉」に使用される50系客車3両とディーゼル機関車による編成で、鹿児島本線の博多〜門司港間を1日1往復運行。陣原〜門司間では、通常は貨物列車しか運転しない貨物線を走行するという。運行にあたり、水戸岡鋭治氏がデザインしたヘッドマークを掲出。車内では記念乗車証の配布や九州の観光列車グッズの販売などを行う。

http://news.mynavi.jp/news/2012/11/05/023/

9時過ぎから博多駅にて水戸岡さん、あそくろえもんさん、その他が参列しての記念式典があり、ヘッドマーク除幕式とかやって、みなさんに見送られつつ出発。
式に臨席のあそくろえもんさん3さい。きちっと座れない。

ディーゼル機関車はパワーがあって、SL人吉号が牽引していたときとはスピードが格段に違います。車体は人吉号客車と同じ色に塗り替えてありますが、よく見かけるオレンジ白のやつと同型ですかね?結構速かったです。速すぎて窓から下々の者どもに手を振る仕事もなかなか捗りません。各駅では、いつもホームにでてることないのになんで今日だけホームにいるんだよ!という駅員さんたちがニヤニヤしながらお見送りをしてくれます。たまに小道具の旗とか持ってる姿にアリバイ作りの巧妙さを感じます!

いくつかの駅に停まりつつ折尾に到着、すると「次の停車駅は門司港〜」なのです。黒崎手前から貨物専用線に入って、スペースワールド〜戸畑間は通常の鹿児島本線のトンネルがある牧山を迂回して、海沿いの貨物線を走ります。ここらへんは旭硝子の構内?を通っちゃう感じの部外者は徒歩でも近づけそうにない地区なので、まったくの見知らぬ風景ですよ。その後もびゅーんと門司港までノンストップですわ。なにもかもが停車する小倉をすっ飛ばすなんてちょう不思議!


門司港側の顔。

博多側の顔。


門司港に到着後、九州鉄道記念館に。前から乗りたかったんだよ〜この小さい列車に!よそんちの子どもを拉致して乗車します!!!

博多に戻ってから、駅ビルのホールで開催中の「水戸岡鋭治の幸福な鉄道展」にも行きました。鑑賞動線を考慮されていないパネル展示と放映時間をまったく考慮していない上映展示はなんだかなあという気もしましたが、新幹線・特急の各種シート(かもめ・ソニック・あそぼーい柄もあったけど、試作っぽい見たことないシートも。もちろん回転します)に座ってぼーっと大画面の九州新幹線CM超ロングバージョンを見るのは結構楽しいです。もじゃもじゃ脳が司会のNHK番組もやってました。入場料は大人1000円ですが、なにか割引を使って入ったほうがいいですよ(^ω^)幸福な臨時列車に乗ると半額入場できます。

来年運行予定の超ブルジョワ寝台列車ななつ星のコンセプトルームみたいなのもあったけど、お高そうな内装になりそうでしたよ。リッチなリタイア組に利用して貰いたいなあという雰囲気がありました。

前の冬にみんなで必死でさがしたくろちゃん!(くろちゃん!)
展示パネルにはなぜか48枚までしかナンバリングがなかったけど全50枚ですから!

途中、水戸岡さんもふら〜っと来場して、来場者と歓談してました。

本日のおみやげ。車内でくじ引き(あたりはくろえもんパスケース)、記念乗車券(なんちゃって硬券風味)が貰えます。臨時列車には折尾〜門司港だけでいいのでまた乗りたいです。ちなみに募集してたツアーは定員100人のところ8人参加だったらしいですよ!高杉なんだよ〜。